ネタが無い時の対処法。
アイス。
広く考えれば氷などの意味も持つが、パッと聞いてすぐに思い浮かぶのはやはり棒、カップ、ソフトクリームが代表として挙げられる「アイス」の方となるだろう。
そう、アイスだ。そして数多くの種類がある中、私が一番懇意にしているのはスーパーカップである。
味はもちろんバニラだ。私にとってはバニラ以外の味、例えばチョコレートやストロベリーなどはアイスを冒涜しているとしか思えない。何故、わざわざ、余計な味を付ける? 素材そのものの味を楽しめばいいではないか。そして同様の理由でソフトクリームも駄目だ。バニラソフトならまだしも、チョコソフトなど吐き気がする。あれは最早アイスではなく、アイスの模倣品でしかない。そんな物が店頭に並び消費者の口に入っていくのかと思うと、消費者の不憫さを嘆くばかりだ。
その点スーパーカップは、確かにチョコレートなどの他の味もあるが、しかしあの量の多さ、無駄なく仕上げられたバニラの滑らかさ、カップの伸縮性など他とは違う独創性を兼ね揃えた、まさにアイスの中のアイス、キングオブアイスと呼んでもいいぐらいの存在なのである。
そんなキングオブアイスがババアの手に取られ、じっくり眺められた後で元の場所に戻されている。キャッチアンドリリース。確かにこれが釣りの世界ならばそれはアリだ。だが……
一度触ったアイスは、買うのが暗黙の了解だろう!
他のアイスを手に取るためにちょっと場所をずらした、とかならばまだ大丈夫だ。しかし、長々と品定めをした後、堂々と元の場所に戻すなど言語道断。アイスは人の体温で十分溶けるほどデリケートな存在であり、それが一分ともなれば手が触れていた部分は最早どろどろのドッロドロになってしまう。一度溶けたアイスは再び凍らせたところで同じ味に回帰しない。
だからこそ、アイスイーターは一度手に取ったアイスは殻名図アイス売り場に置いてある木のスプーンと一緒に。(当たり前だが、木のスプーンを使う理由はアイスとの親密性を上げるためである)レジに駆けなければならない。それを、それをあのババアは……! しかもキングオブアイスであるスーパーカップを……!
その時である。私は自らの脳に響く声を感じた。
…………戦え。
……戦え。
戦え!
戦うしかない。あのババアは自らの悪行に気付いていないのだ。ならば、誰かがそれを正してやらなければならない。そしてその誰かは、私だ!
意を決して、私はババアの肩を叩く――。
「おいババア、てめーの血は何色だ?」
「あら、可愛いボウヤね。そんな汚い言葉遣いしてたら将来大変よ。ママは? 一緒に探してあげようか?」
ち、違う! 違うぞババア! 確かに私は齢十にも満たない幼い少年だが、既に一人で風呂に入れる年頃なのだ。決して迷子になっているわけではない!
「ボウヤの名前は? 放送で探してあげるわ」
だから私は迷子ではなく――あぁ手を引っ張るな自分一人で勝手に喋るな人の話を聞け!
「うーん……何か欲しい物とかある? お菓子とかなら買ってあげるわよ」
そんな甘言で誑かされる私では――
「スーパーカップのバニラ」
しかし、心では分かっていながらも本能には逆らえないのが人間の性。
今日もまた、注意しようとしたはずがアイスを奢ってもらう私なのであった。
と長々と書いてみた割にはそこまで僕はアイスが好きじゃない。
広く考えれば氷などの意味も持つが、パッと聞いてすぐに思い浮かぶのはやはり棒、カップ、ソフトクリームが代表として挙げられる「アイス」の方となるだろう。
そう、アイスだ。そして数多くの種類がある中、私が一番懇意にしているのはスーパーカップである。
味はもちろんバニラだ。私にとってはバニラ以外の味、例えばチョコレートやストロベリーなどはアイスを冒涜しているとしか思えない。何故、わざわざ、余計な味を付ける? 素材そのものの味を楽しめばいいではないか。そして同様の理由でソフトクリームも駄目だ。バニラソフトならまだしも、チョコソフトなど吐き気がする。あれは最早アイスではなく、アイスの模倣品でしかない。そんな物が店頭に並び消費者の口に入っていくのかと思うと、消費者の不憫さを嘆くばかりだ。
その点スーパーカップは、確かにチョコレートなどの他の味もあるが、しかしあの量の多さ、無駄なく仕上げられたバニラの滑らかさ、カップの伸縮性など他とは違う独創性を兼ね揃えた、まさにアイスの中のアイス、キングオブアイスと呼んでもいいぐらいの存在なのである。
そんなキングオブアイスがババアの手に取られ、じっくり眺められた後で元の場所に戻されている。キャッチアンドリリース。確かにこれが釣りの世界ならばそれはアリだ。だが……
一度触ったアイスは、買うのが暗黙の了解だろう!
他のアイスを手に取るためにちょっと場所をずらした、とかならばまだ大丈夫だ。しかし、長々と品定めをした後、堂々と元の場所に戻すなど言語道断。アイスは人の体温で十分溶けるほどデリケートな存在であり、それが一分ともなれば手が触れていた部分は最早どろどろのドッロドロになってしまう。一度溶けたアイスは再び凍らせたところで同じ味に回帰しない。
だからこそ、アイスイーターは一度手に取ったアイスは殻名図アイス売り場に置いてある木のスプーンと一緒に。(当たり前だが、木のスプーンを使う理由はアイスとの親密性を上げるためである)レジに駆けなければならない。それを、それをあのババアは……! しかもキングオブアイスであるスーパーカップを……!
その時である。私は自らの脳に響く声を感じた。
…………戦え。
……戦え。
戦え!
戦うしかない。あのババアは自らの悪行に気付いていないのだ。ならば、誰かがそれを正してやらなければならない。そしてその誰かは、私だ!
意を決して、私はババアの肩を叩く――。
「おいババア、てめーの血は何色だ?」
「あら、可愛いボウヤね。そんな汚い言葉遣いしてたら将来大変よ。ママは? 一緒に探してあげようか?」
ち、違う! 違うぞババア! 確かに私は齢十にも満たない幼い少年だが、既に一人で風呂に入れる年頃なのだ。決して迷子になっているわけではない!
「ボウヤの名前は? 放送で探してあげるわ」
だから私は迷子ではなく――あぁ手を引っ張るな自分一人で勝手に喋るな人の話を聞け!
「うーん……何か欲しい物とかある? お菓子とかなら買ってあげるわよ」
そんな甘言で誑かされる私では――
「スーパーカップのバニラ」
しかし、心では分かっていながらも本能には逆らえないのが人間の性。
今日もまた、注意しようとしたはずがアイスを奢ってもらう私なのであった。
と長々と書いてみた割にはそこまで僕はアイスが好きじゃない。
スポンサーサイト
こっそり上げてみる。
最初に謝っておかなければならない。
この物語は前後半の二部に分かれているが、前半部分は、読まなくてもかまわない。
つまり、前半読まなくても後半だけ読めば物語が理解できるという素晴らしい仕様なのだ。
言ってしまえば前書きだ。色々調子のって書いた。
そもそも前半部分はまったくデュエルが無い。DM小説なのに。現代が舞台なのに。
あると言えば私の一人語りだけなのだ。面白みも何も無いと思う。
後半部分はデュエルしたり必殺!交渉人だったり熱く燃えたり色々メインの部分だ。
ちなみにこの物語はフィクションであり私の妄想である。
だから事実と違う出来事がこの物語中で発生していても、気にしないでほしい。というかするな。
後ノリノリに書きすぎて少々おかしくなってる所があるけどそれも気にするな。
三点リーダも多いけど気にするな。ご都合主義だけど気にするな。
後最初らへんと最後らへんで別人じゃないの、って思う所あったりするけどそれも気にするな。日をまたいで書くとしょうがなくそうなっちゃうのだ。雰囲気で感じろ。フィーリングだ。
言い訳はこんなもんにしておいて、下のリンクから前半後半に飛んでくれ。
ちなみに、最後辺り、ルール間違ってるかもしれないので、間違っていたら教えてください。
前半
後半
結構時間かかった割には微妙な出来な気がするがこれで精一杯だ。勘弁してほしい。
この物語は前後半の二部に分かれているが、前半部分は、読まなくてもかまわない。
つまり、前半読まなくても後半だけ読めば物語が理解できるという素晴らしい仕様なのだ。
言ってしまえば前書きだ。色々調子のって書いた。
そもそも前半部分はまったくデュエルが無い。DM小説なのに。現代が舞台なのに。
あると言えば私の一人語りだけなのだ。面白みも何も無いと思う。
後半部分はデュエルしたり必殺!交渉人だったり熱く燃えたり色々メインの部分だ。
ちなみにこの物語はフィクションであり私の妄想である。
だから事実と違う出来事がこの物語中で発生していても、気にしないでほしい。というかするな。
後ノリノリに書きすぎて少々おかしくなってる所があるけどそれも気にするな。
三点リーダも多いけど気にするな。ご都合主義だけど気にするな。
後最初らへんと最後らへんで別人じゃないの、って思う所あったりするけどそれも気にするな。日をまたいで書くとしょうがなくそうなっちゃうのだ。雰囲気で感じろ。フィーリングだ。
言い訳はこんなもんにしておいて、下のリンクから前半後半に飛んでくれ。
ちなみに、最後辺り、ルール間違ってるかもしれないので、間違っていたら教えてください。
前半
後半
結構時間かかった割には微妙な出来な気がするがこれで精一杯だ。勘弁してほしい。
| HOME |